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三百年以上の伝統 江戸漆塗りの技を受け継ぐ
漆は先代が残してくれた良質なものがあります。これは本物のウルシオールで、輸入品のようなゴム質じゃないんです。でもこういう漆は今ではないんでしょう。木材もそう、いいものは入らなくなってしまった。
祖父、父が作った脱乾漆の茶托が今も手元にありますが、質のいい漆を手間暇かけて何回も塗り重ねた漆器は、何十年も置いたもののほうが趣がある。
年数がたてばたつほど深みが増す。それも漆のいいところだね。
昔は江戸の料亭などでは、紫檀や黒檀の床柱を使っていたものですよ。豪華だって言われるけど、それが江戸の伝統だったんですね。
入梅時など湿気がある時期の方が乾きが早い。一日半以上、じっくり乾かし、しっかり塗り重ねていく。それと、いくら丁寧に塗っても、材料の漆がよくないとね。
中国産の倍以上の値段の岩手県や茨城県の漆を、下塗り二回、中塗り二回、上塗り三回と塗り重ねた漆器を作っています。 この間も姿見のついた大きな箪笥の注文を受けましたが、塗りの作業だけで半年以上かかりましたよ。
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